タンガロイは、溝入れ加工用工具「TetraMini-Cut」の拡充アイテムを発売した。追加拡充により、一般旋削加工から自動旋盤加工まで幅広く対応する。
タンガロイは2017年6月、溝入れ加工用工具「TetraMini-Cut」の拡充アイテムを発売した。追加拡充により、一般旋削加工から自動旋盤加工まで幅広く対応する。主な形番の価格は「TCG18R200-020 AH7025」「TCP18R200-010-35 AH725」「TCP18R200F-005-35 SH725」がそれぞれ2970円(税別)となる。
TetraMini-Cutシリーズは、小型で4コーナー仕様となっている。独自の高剛性クランプシステムを採用し、高い刃先位置安定性によって優れた加工精度で安定した寿命を保つ。
今回、自動旋盤での加工に適したTCPブレーカーに加え、自動車部品や一般部品の加工用の汎用TCGブレーカーおよびTCPブレーカーに最大溝深さ3.5mmとコーナーR0.05のアイテムを拡充。シリーズ全体で最大溝の深さを5mmに拡大し、適用範囲を広げた。
TCGブレーカーは、最適なすくい角と刃先処理で加工を安定できる。TCPブレーカーは、大きなすくい角と切れ刃で切れ味に優れる。コーナーR0.05を拡充したため、小物部品に多いR0.1以下の隅Rに対応する。
高硬度かつ密着性に優れた高Al含有積層被膜をコーティングに採用し、溝入れ加工特有の欠けや塑性変形に強いAH7025を使用。耐摩耗性と耐欠損性が高まり、安定した加工と高能率加工を実現している。
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