IoTやM2Mに向けた無線通信技術として注目を集めている「LPWA(Low Power Wide Area)」について、その概略やLPWAに分類される各種技術(規格)について解説する。ブックレット化に際して「ソニーのLPWA」(仮)についても追記した。
IoT(Internet of Things)やM2M(Machine 2 Machine)向けとして注目されている無線通信技術が「LPWA(Low Power Wide Area)」だ。このLPWAは「低消費電力・広範囲」を特徴とする無線通信技術の総称であり、特定の技術やサービスを指すものではない。
無線通信技術については伝送速度の高速化(大容量化)が注目されがちであるが、IoT/M2Mといった利用法においては、速度もさることながら長時間稼働できるような低消費電力性や実装および運用コストの低さも重要視されるため、そうした要件を満たすべく開発されたのが各種のLPWAだといえる。
ここではLPWAの概略やLPWAと認識される各種の技術や規格について解説する。各種の技術や規格についてのポジショニングマップも掲載する。
本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載された「IoTやM2Mで注目される通信技術「LPWA」とは何か」(掲載:2017年1月30日)を基に制作しています。
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