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IoTやAIが一般化する時代、ソフトウェアテストはどうあるべきか特選ブックレットガイド

言うまでもなくソフトウェアテストは重要だが、IoTやAIなどの新しい概念によってソフトウェア自体の在り方が変わりつつある中、旧来からのテストを踏襲するだけでは成果は得られない。新時代のソフトウェアテストについて考察する。

» 2017年05月16日 18時00分 公開
[TechFactory]

 「ソフトウェアテストほど重要なものはなく、ソフトウェアテストほど困難で大変なものはない」――これを頭で理解していても、テストが開発現場任せになっていて、組織全体に対する問題と認識されていないことは多い。さらに今はIoTやAI、ビッグデータの隆盛により、ソフトウェアテストも一層、混沌(こんとん)としている状態にある。

 ここでは第11章に渡って、こうした「新時代」のソフトウェアテストについて考察していく。話題は「コストと品質のバランス」「テストの手法と施策」「新時代に求められるテストの必要条件」「テスト技術者の教育と育成」など幅広く、ボリュームもあるが、一読を頂けると幸いだ。

目次(抜粋)

第1章 ソフトウェアテストのコストと品質(前編)―「テストの究極の問題」を考える

・ソフトウェアテストを「上から目線」で

・ソフトウェアテストの7原則

・原則から導かれるテストの完了基準

第2章 ソフトウェアテストのコストと品質(後編)―現場と「上」で一緒に考える

・テストコストと品質のバランス

・完了基準と網羅基準

・品質の定量的計測

第3章 ソフトウェアテストの手法と施策(前編) テストの分類

・ホワイトボックステストとブラックボックステスト

・同値分割法は基本の「キ」

・同値分割が困難な理由

第4章 ソフトウェアテストの手法と施策(中編) 幸せになれるソフトウェアテストの選び方

・同値分割法から境界値分析へ

・デシジョンテーブルで見える化

・組み合わせテストの自動化

第5章 ソフトウェアテストの手法と施策(後編)「テストの施策」を反省する

・プログラマーがこっそり行う単体テスト

・疑心暗鬼とアサーション

・記述的テストと探索的テストのいい関係

第6章 ソフトウェアテストの試練(前編)―IoTとAI、ビッグデータの試練を乗り越える開発

・ウオーターフォール型ソフトウェア開発の真実

・ウオーターフォールは失敗する

・IoT時代のソフトウェア開発に求められるもの

第7章 ソフトウェアテストの試練(後編)―IoTとAI、ビッグデータが愛したテスト

・新しい時代のソフトウェアテスト愛

・新しいソフトウェアテストの必要条件

・新しいソフトウェアテストの施策方針

第8章 ソフトウェアテストの施策と運用(前編)―IoT時代を生き抜くテスト施策

・ソフトウェアテスト施策を再考する

・アメとムチで進めるテストの再利用

・アジャイル開発のテストを変革する

第9章 ソフトウェアテストの施策と運用(後編)―カギを握るテストの運用

・ウオーターフォールとアジャイルのテスト運用

・DevOpsという運用、運用とテストは混然一体

・弾力運用と第三者テスト

第10章 ソフトウェアテストの未来(前編)―テスト技術者の将来と教育

・テスト技術者の仕事を再考する

・理想的なテスト技術者

・テスト技術者の育成計画とシラバス

第11章 ソフトウェアテストの未来(後編)―テストが開く明日への扉

・ソフトウェアテストの過去

・ソフトウェアテストの未来

・近未来のソフトウェアテスト

※本資料はTechFactoryの記事をまとめたブックレットです。

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 本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載された連載「IoTとAI、ビッグデータ時代のソフトウェアテスト」をもとに製作しています。


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