旭化成エレクトロニクスは、最大出力電流4.5Aの車載ECU用DC-DCコンバーター「AP3440」シリーズを発売した。出力電圧を±2%の範囲で監視するパワーグッド機能を搭載している。
旭化成エレクトロニクスは2017年2月、最大出力電流4.5Aの車載ECU用DC-DCコンバーター「AP3440」シリーズを発売した。出力電圧を±2%の範囲で監視するパワーグッド機能を搭載し、ADAS(先進運転支援システム)などの高信頼性が要求されるシステムのCPUやDDRなどの電源に対応する。
AP3440シリーズは、最大4.5Aの出力電流を供給可能なパワーMOSFETを内蔵。ソフトスタート機能や出力コンデンサー放電機能を搭載した。またパワーグッド機能の他、出力過電流保護、出力過電圧保護、低入力電圧保護、過熱保護などの保護機能も備えているという。
入力電圧は4.1〜5.5Vで、動作温度範囲は−40〜105℃。2.1MHzで動作するため、周辺部品を小型化して実装面積を削減できる。ラインアップは、出力電圧1.112Vの「AP3440ABN111」、同1.227Vの「AP3440ABN122」、同1.822Vの「AP3440ABN182」の3種類。いずれも5×5mmの28ピンQFNパッケージで提供する。
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