ロボットを止めるにはもう遅すぎる――これはハードウェア予算やシステムデザインの話ですが、影響を軽減することは可能です。「あるロボットに未知の地形を滑らかに歩かせる」を例に、エンベデッドシステム化するロボットについて考えてみましょう。
自動車が自動運転車へ進化するよう、ヒューマンインタフェースが「動作」から「目標」にシフトしてデバイスが自律性を得ようとしている中、システム制御の主体は徐々に人間のオペレーターからシステムに移っています。
そしてその流れの中でロボット工学の概念とそれに伴うデザイン要件が、組み込みシステムに浸透しつつあり、当然のようにそれは高い負荷を招きます。
ここでは多足歩行ロボットを例に、ロボット開発における機能の追加がどうやって実現されるのか、また、どのような負荷を開発者に与えることになるのか、組み込み開発の視点から考察します。
本電子ブックレットは、MONOistに掲載した「SYSTEM DESIGN JOURNAL:あのロボットが私の開発費を食っている」を基に制作しています。
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