IoTのなかでも家庭向けとして注目されるHEMSコントローラーとスマートメーター、そして家電機器間通信プロトコルとして採用製品が増えている「ECHONET Lite」。その技術的な概要と認証プロセスについて解説する。
モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「MONOist」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は『ECHONET Liteの技術的概要と認証プロセス』をご紹介します。
IoT製品やサービスの構築に際して欠かせない要素の1つが「ネットワーク」です。特にエンドデバイスに実装されるネットワークについては、利用シーンやデバイス種別、電源種類などさまざまな要素を勘案する必要があり、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g)を搭載すればよいというものではありません。
そんなネットワーク技術の選択を行う際、製品がHEMS関連であるならば選択肢の1つに入れなくてはならない規格がECHONET Liteです。ECHONET Liteは経産省よりHEMS標準プロトコルとしての認定を受けており、また、2016年4月よりHEMS重点8機器(スマートメーターBルート、太陽光発電、蓄電池、燃料電池、EV/PHV、エアコン、照明機器、給湯器)に対しての認証制度「AIF(Application Interface)認証」が開始されるなど、製品開発と実装、製品化についての環境が整備されています。
このブックレットでは、ECHONET Liteの基礎技術と製品化に際して欠かせない認証プロセスについて解説します。
本電子ブックレットは、MONOistに掲載された『「いまさら聞けない「ECHONET Lite」とその認証プロセス』(掲載日:2016年4月7日)を基に制作しています。
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