ローランド ディー.ジー.は、3次元切削加工機「MODELA MDX-40A」の上位モデルである「MODELA MDX-50」を発表。ワークエリアの拡大や自動工具交換装置の搭載など、より実践的なソリューションとして洗練された製品となっている。
ローランド ディー.ジー.は2016年9月28日、3次元切削加工機「MODELA MDX-40A」(2009年発売)の上位モデルである「MODELA MDX-50」を開発し、同年10月5日から販売開始すると世界同時発表した。
本体の販売価格は128万円(税別)。販売後1年間で500台(国内・海外の合計台数)の販売目標を掲げる。
従来モデルであるMODELA MDX-40Aは、作業テーブルなどの上にも設置できる中型クラスの切削加工機として2009年に販売を開始。以来、製造業の設計・開発部門での試作品/パーツ製作、生産現場での治具製作、デザイン会社での形状検証、教育機関での教育・研究用途で活用されてきた。その仕上がりの美しさだけでなく、充実した標準付属ソフト、回転軸ユニットや接触式センサーなどのオプション品による拡張性の高さも好評で、世界中に多くのユーザーを抱えているという。
MODELA MDX-50はその上位モデルに位置付けられ、MODELA MDX-40Aでは補い切れなかったユーザーニーズへの対応、試作品や治具などの製作工程の短縮といった課題を解決できる“より実践的なソリューション”として提供することを目指して開発された。
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