ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)主催の「3Dプリンターから切削加工へ 〜MDX-40A活用ご紹介セミナー〜」の内容を基に、切削加工機を活用したワンランク上のモノづくりのためのヒントと、中型切削加工機「MDX-40A」の特長を紹介する。
「3Dプリンタ」ブームも一段落し、3Dプリンタを自社の製品設計・開発/モノづくりにうまく活用しているケースも増えてきているのではないだろうか。
製造業の世界では、ラピッドプロトタイピング(RP)で3Dプリンタ(3次元造形装置)が活用されてきたが、近年、技術革新とともに3Dプリンタは高性能・多機能化し、価格も以前よりも下がり、機種のバリエーションも増えてきた。また、周辺ツール/サービスの充実や新規素材の開発も今なお盛んに行われており、開発効率化や試作コストの低減、デザイン品質向上などに3Dプリンタが役立てられている。
ただ、モノづくりの現場で3Dプリンタを活用していると、「もう少し表面の仕上がりを良くしたい」「もっと精度を上げて造形したい」「実製品と同じ材質で作ってみたい」といったニーズも出てくるのではないだろうか?
そんなときに役立つのが「切削加工」だ。切削はモノづくりの現場で昔から当たり前のように活用されている加工方式だが、3Dプリンタを利用したモノづくり(3Dプリンタ導入後)の次のステップとして、切削加工があらためて注目されている(関連記事:切削の良さを最大限に引き出す、IoT対応の切削モデリングマシン)。
本稿では、3D切削加工機「MDXシリーズ」やデスクトップサイズの小型切削マシン「SRM-20」などを手掛けるローランド ディー.ジー.(以下、ローランドDG)が主催した「3Dプリンターから切削加工へ 〜MDX-40A活用ご紹介セミナー〜」(登壇者:スガテック3Dシステムサービス 代表取締役 菅沼和比古氏)の内容を基に、切削加工機を活用したワンランク上のモノづくりのためのヒントとMDX-40Aの特長を紹介する。
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