東芝情報システムは、ユーザーが持つさまざまなデータを機械学習で分析し、その分析結果を提供する「分析・予測支援サービス」を発売した。
東芝情報システムは2016年6月、ユーザーが持つさまざまなデータを機械学習で分析し、その分析結果を提供する「分析・予測支援サービス」を発売した。
同サービスは、同社の環境を使ってデータを分析し、費用対効果を測定してその結果を共有しながら、ユーザーのデータ活用を支援するもの。ユーザーが持つデータの一部を預かって分析し、その結果を提示してディスカッションと見直しを行い、再度分析をするというサイクルを繰り返し、予測精度を高める。
さらに、最大4回の分析を行ってデータ傾向を特定し、機械学習で導き出される予測値や分析モデルの評価結果などをレポートにまとめて提供する。同時に、ユーザーに最適なデータ分析の進め方・活用方法を提案する。
例えば、各種センサーから収集したデータを分析し、故障を事前に察知することで、稼働率やサービスの向上、部材の在庫管理の適正化などが図れるという。また、ユーザーによる分析環境の準備や分析ノウハウを必要としないため、多額な初期コストを必要とせずに、データ分析を導入できる。
価格は200万円からで、最大4回の報告会が含まれている。サービス結果を評価後、本導入で必要となる分析環境の提供や構築・運用に関するメニューも用意している。同社では、コンサルティングを含むきめ細かな導入サービスや稼働後の運用サポートなどをサービスメニューとして提供することで、導入から保守サービスまでをワンストップで実現するとしている。
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