業務用ウェアラブルデバイスとそのソリューションを提供する3社に話を聞き、実際の運用の様子を詳細に紹介する。
業務用ウェアラブルデバイスの普及が始まっているが、具体的な運用シーンが想像しにくく、導入を躊躇(ちゅうちょ)してはいないだろうか。そもそもどのデバイスでどんな使い方ができるのか? 実際にデバイスやシステムを開発している3社に話を聞いた。
企業への導入が始まりつつあるウェアラブルデバイスのスペックを前回紹介した。本稿ではその具体的な活用事例を取り上げる。とはいえまだ普及が始まったばかりであり、開発ベンダーの試験運用の話が中心だ。
前回述べたように、業務用のウェアラブルデバイスは「現場(作業員)」と「管理者」の「情報の送受信」のためのデバイスであり、現在の使い方だけを見れば、それは「遠隔サポート」デバイスといってよい。しかし、具体的にどんな情報が送受信され、どんなサポートが可能なのか、作業員にはどんな情報が表示され、管理者はどんな画面でサポートしていくのか……そしてどんなメリットがあると考えられるのか。
今回はウェアラブルデバイスとそのソリューションを提供する3社に話を聞き実際の運用の様子を詳細に紹介していく。
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