欧州と日本におけるAUTOSARの実装に向けたさまざまな取り組みも併せて紹介する。
モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「MONOist」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は、『車載ソフトウェア開発はAUTOSARでどう変わったのか』をご紹介します!
AUTOSAR(Automotive Open System Architecture)は、欧州の自動車メーカーを中心に策定されている標準規格です。その目的は、車載ソフトウェアの爆発的な規模の増大に対して、再利用性を高めることにより対応することです。また、AUTOSARは、その規格化を進めているコンソーシアムの名称でもあります。
既存の車載ソフトウェアは、ハードウェアやシステムとほぼ1対1で対応するものとして開発されてきました。これに対し、AUTOSARは、階層化されたソフトウェアアーキテクチャとして車載ソフトウェアの在り方を定義しています。各階層で使用するソフトウェアをモジュール化(コンポーネント化)することにより、その再利用が可能になるという仕組みです。
本電子ブックレットは、MONOistで掲載された特集記事「AUTOSARで変わる車載ソフトウェア開発」(掲載日:2009年10月1日)を基に制作しています。
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