TCT Japan 2019
現場で使える機能としての成熟目指すジェネレーティブデザイン、Autodeskが提案(2/2 ページ)
コンセプトから実用へ、ジェネレーティブデザインは第2ステージに
現状、ジェネレーティブデザインの適用シーンで最も多いのが軽量化を目的とした活用だという。そのため、自動車や航空宇宙、モータースポーツの世界での引き合いが目立つとのことだ。
「また最近では、ドイツのある産業機械系メーカーがジェネレーティブデザインの活用を検討し始めている。この企業では、軽量化そのものよりも“部品点数の削減”にメリットを感じて適用に向けた検討が進められている。国内においては自動車に限らず、さまざまな分野から関心が寄せられているのが現状だ」(オートデスク説明員)
ジェネレーティブデザインの機能強化の方向性については、今後、より幅広い条件を設定できるようになるという。解析も構造に加えて線形的な解析が可能になり、材料や製造方法のバリエーションも増やす方向で開発が進められているとのことだ。「いかに人間の手を掛けずに設計できるか、形状を作り出せるかを突き詰めていきたい」とオートデスク説明員は述べる。
当初、ジェネレーティブデザインは形状をコンピュータが作り出す“新しい設計アプローチ”として登場し注目を集めたが、オートデスクは次のステップとして、実際の設計、製造現場の中でどのように適用できるか、そのために必要な機能や使い勝手の強化にも注力していくとのことだ。
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