協働ロボット
川崎重工とABB、協働ロボットのインタフェースを開発
川崎重工とABBは「世界で初めて」共通の協働ロボットオペレーティング・インタフェースを開発したと発表した。
川崎重工とABBは2018年6月20日、協働ロボットのインタフェースを共同開発したと発表した。この開発したインタフェースは2017年に両社が結んだ協業の1つの成果で、スマートフォンのように操作できるナビゲーションとアイコンを有するシンプルなヒューマンインタフェースが含まれる。
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運用に際して保護柵を必要とせず、作業員と共同で働くことができる協働ロボットは旧来からの産業用ロボットを追い越すペースで成長すると目されている。ただ、これまでロボットが導入されていなかった現場への普及に際しては動作のプログラミング(ティーチング)に関する容易さを高めることが必要といわれており、両社による取り組みはこの障壁を下げるものとなる。
「このインタフェースは、協働ロボットの分野で既に起こっている急速な成長をさらに加速させるものとなる。それは多くの新しい製造業者に柔軟性と拡張性を与え、同時に、世界中で産業に従事している優秀な方々に、より興味深い仕事を提供する」(ABBロボティクス担当マネージングディレクター Vegard Nerseth氏)
川崎重工の橋本康彦氏(常務執行役員精密機械・ロボットカンパニープレジデント)も「労働力不足がますます進む中、協働ロボットは生産の柔軟性・効率性を高め、工場の生産性を維持していく上で社会に大きく貢献する」と協働ロボットの普及拡大に期待するコメントを寄せている。
両社は発表したインタフェースの開発を継続していくことに加えて、協働ロボット運用に関する安全基準などについても協業していく。旧来の安全基準は実績に基づき特定のパラメーターによって定められているが、作業員と共同する協働ロボットについてはそのワークフローや安全性についても再考の余地があるとされており、両社では協働ロボットの利点を過度に制限することなく、新たな協働を可能にする安全基準について検討していくとしている。
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