SCF2017講演レポート
インテリジェントファクトリーの「今」と「これから」(3/3 ページ)
さらにその先、インテリジェントファクトリーの未来像として及川氏が披露したのは、マイクロソフトのMR(Mixed Reality)デバイス「HoloLens」とIntelligence Dashboardの連携だ。
HoloLensはいわゆるHMDだが、PSVRのように没入させるのではなく、眼前の現実に重なるように映像を投影する。さらには眼前に物体を投影するだけではなく、搭載するセンサーによって、装着者の手の動きなどを読み取れるため、「眼前に投影されたアイコンを操作する」といったことが可能である。
Intelligence Dashboardで製造機器の故障や不具合の箇所が可視化され、その情報がHoloLensによって眼前に投影されるとどうなるか。製造機器の目の前にいなくても、故障箇所を映像で確認して、作業指示を出すことが可能になるのだ。HoloLensを複数人が装着すれば情報共有も容易である。
HoloLensを利用することで、情報の補強(現物へのオーバーレイ表示)、再現性の強化(その場にいなくても再現される)、提示の拡張(対象物がどんな大きさでも表示できる)といった恩恵を受けることとなり、製造現場から得たデータの「活用方法」として注目を集めそうである。
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