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» 2017年04月12日 09時00分 UPDATE

モノづくり技術者の転職ゲンバから(5):派遣技術者からメーカー社員へ――オリジナルマッチングによる転職成功事例 (1/2)

転職を考えているエンジニアの皆さん、これからの転職活動に不安はないでしょうか。本連載では“転職活動のリアルなお話”を交えながら、皆さんの今後のキャリアを考える上でのヒントを提示していきます。第5回では、転職に成功した方々の事例の中から、少し珍しいケースや難しいチャレンジについて取り上げたいと思います。

[浦林次郎(日本アルテック株式会社),TechFactory]

 前回は「企業がキャリア採用に求めるもの」をテーマに、技術者転職における“人物重視”の選考について取り上げ、実際の事例を幾つかご紹介しました。

 続いては、転職に成功した方々の事例の中から、少し珍しいケースや難しいチャレンジにフォーカスし、転職までの経緯や裏側を含めた“リアルなお話”をお届けしたいと思います。

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人材業界用語の代表格「マッチング」って何?

モノづくり技術者の転職ゲンバから

 キャリア転職の支援をしていて感じることですが、“人材業界用語”というものがいろいろとあるようです。その中でも「マッチング」は、非常によく聞く用語の1つではないでしょうか。

 具体的な使われ方としては、「スキルマッチング(今までの技術経験がどれだけ合っているか)」や、「キーワードマッチング(求人募集でポイントとなるキーワードが経歴書にどれだけ入っているか)」などが挙げられます。

 もちろん、職務経歴書上に該当する(採用企業側が求める)スキルやキーワードがないと応募できないというわけではありません。「やりたい仕事にチャレンジしたい」「これまでの経験とイコールではないけど違う職種に挑戦したい」「未経験だけどポテンシャル採用を狙いたい」など、転職を希望する方の考えはさまざまです。ですから、前述のような定量的なマッチングだけでなく、もっといろいろな視点や角度からのマッチングが必要となるのです。ここをいかに支援し、成功へ導くか――。われわれキャリアコンサルタントの腕の見せ所といえます。

 以降、実例を紹介するために、「オリジナルマッチング」という言葉を使わせていただきます。どのあたりが“オリジナル”なのかは、記事を読んで感じ取っていただければと思います。

派遣技術者からメーカー社員へのチャレンジ

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