TechFactoryは2017年5月、製造業における「IoT時代の組み込みソフトウェア品質」に関する調査を実施した。品質向上を狙ったさまざまな施策が行われているものの、「現場に施策が追い付いていない」などの現状も明らかとなった。
IoT対応製品やサービスは「つながる」ため、従来の開発手法では十分な安全安心の確保ができないことも想定できる。2016年の「つながる世界の開発指針」で指針を示したIPA/SECが一歩踏み込み、技術面での対応にフォーカスした手引書を公開したので内容を紹介したい。
開発側はとにかく、利用者側は「IoTのセキュリティ」をどれだけ気にしているのだろうか。開発側は楽観視することなくIoTセキュリティの全体像を把握し、セキュリティに注意を払わねばならない。
IoTはエンドデバイスとクラウドサービスの組み合わせで構成されているが、組み込み開発の焦点をデバイス側だけに当てていないだろうか。「IoT」として価値を提供する以上、より広い視野での開発が求められるのである。
新時代のテストに向けて立派な施策を打ち立てても、それを継続的かつ効果的に運用しなければ、絵に描いた餅である。今回は従来テスト運用を振り返りつつ、新時代のテスト運用について見ていく。
変化する時代の中で、ソフトウェアテストはどのようにあるべきか。変わらなくてはならないならば、どう変わるべきか。今回はこれらの質問に対する解として、「新時代のテスト施策」について考察する。
IoTとAI、ビッグデータが一般化した時代に求められるソフトウェアテストとは、どのようなものになるのか、今回は新時代に求められるテストの必要条件とは何かを見ていくことにする。
IoTやAI、ビッグデータのソフトウェアテストにどんな試練と障壁が待ち受けていて、その壁は登り越えられるのか。今回から新時代のソフトウェアテストの試練について見ていく。まずはテストに深く関係する「ソフトウェア開発」について振り返る。
何らかの判断でソフトウェアテストの手法が選択できても、「どう実施するか」の施策もまた、重要な要素である。プログラマー個人からチーム、会社レベルまで、どのような施策をもってテストを実施すべきか検討していく。