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ドイツの空飛ぶタクシー開発ベンチャーがPTCの「Windchill」を採用:導入事例|Volocopter
PTCは、ドイツのベンチャー企業であるVolocopterが自律飛行輸送システムの開発に、PTCのPLMソリューション「Windchill」を採用したことを発表した。
PTCは2018年10月3日、ドイツのベンチャー企業であるVolocopterが自律飛行輸送システムの開発に、PTCのPLMソリューション「Windchill」を採用したことを発表した。
Windchillの導入により、複数領域にまたがる製品構成情報/要件/ドキュメントを記録、構成、保護し、機構、空力および電気CADモデルと関連するシステムソフトウェアを管理する。
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自律飛行タクシー開発ベンチャーが「Windchill」を選択した理由
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「PLMフォーラム Autumn 2018」(主催:東洋経済新報社)では、“製造業のデジタル変革を支えるPLMの最適解”をメインテーマに、PLMの現場導入に取り組むユーザー事例講演が行われた。本稿ではその中の1社、シンフォニアテクノロジーによる「Windchill導入による工場業務効率の改善」について取り上げる。 - PLMの存在なくしてIoTによる製造業のデジタル変革は成し得ない
今、PLM市場が業種を問わず伸びている。その背景には、製品設計・開発におけるIoT利活用に向けた準備の一環として、PLMを導入しようという動きが活発化していることが考えられるという。こうした中、PLMソフトウェア「Windchill」を展開するPTCはどのように市場を捉えているのか? 米PTCのPLM/ALM製品責任者がPLM市場のトレンドと製品戦略について語った。 - 製造業のIoT、AR活用で「3D CAD」と「PLM」が欠かせない理由
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年次ユーザーカンファレンス「LiveWorx 2017」の基調講演に登壇したPTC 社長兼CEOのジェームズ・E・ヘプルマン氏は、同社が推進する「フィジカルとデジタルの融合」の中心的な役割を担うのが「CADとPLMだ」と述べ、IoTやARがどのような形で活用され、価値を生み出すのかについて、Bosch Rexrothの取り組みを例に説明した。 - IoT、3Dプリンタ、ARを設計業務で手軽に活用できる「Creo」がもたらす未来
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