連載
解析専任者でなくても理解しておきたい「荷重」と「応力」のキホン:設計者CAEは普通の解析と何が違う?(9)(1/2 ページ)
「設計者CAE」という言葉が設計現場で聞かれるようになって久しいですが、3D CAD推進とともにきちんと設計者CAEに取り組んでいる企業もあれば、まだ途上あるいは全く着手していないという企業もあるかと思います。連載第9回では、「荷重」と「応力」の基礎について解説します。
前回は、「What(何を解析したいのか)」「How(どのような方法で、どのような手順で解析するのか)」の観点から、「構造解析とは何か?」を説明しました。設計者が「設計者CAE」を運用する際は、最低限、構造解析の基本だけでも理解しておくべきだと筆者は考えます。
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今回も「荷重」と「応力」の話を続けていきます。まずは、荷重についてです。
荷重(Load)とは
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