ニュース
ISIDグループと独フラウンホーファー研究機構がMBSE事業で合弁会社を設立:iQUAVIS
電通国際情報サービス(ISID)と子会社のアイティアイディコンサルティングは、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE)分野での事業展開を行う合弁会社「Two Pillars」を独フラウンホーファー研究機構と設立した。
電通国際情報サービス(ISID)と子会社のアイティアイディコンサルティングは2018年6月8日、モデルベースシステムズエンジニアリング(MBSE:Model-Based Systems Engineering)分野での事業展開を行う合弁会社「Two Pillars(トゥーピラーズ)」を、ドイツの応用研究機関であるフラウンホーファー研究機構と設立したことを発表した。
◎「製造業のIT化/デジタル化」関連記事 〜導入、事例、課題、メリット〜 など
» インダストリー4.0時代の到来を前に、電子化が進まぬ昭和なデータ管理をしていませんか?
» “鳥の目”でIT導入の真の目的を見極めよ! 何となくのIT活用にさようなら
» 現場を置き去りにしたITシステムの再構築、待っているのは“ダメ出し祭り”
» 従来の常識を覆し、限界点を突破する「デジタル技術」の可能性
» 製造現場はどう変わる? デジタル技術がもたらすインパクト
フラウンホーファーは、研究成果の事業化を促進するスピンオフプログラムにより、これまで350を超える起業の実績を有しているが、日本企業との合弁会社設立は今回が「初」だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- システムズエンジニアリングの魂を入れた「MBSE」アプローチとは
今、モノづくりを取り巻く環境が大きく変わろうとしている。そうした中、各領域のスペシャリストが共通認識の下、複数領域が複雑に関係し合うシステムの開発を実現する「MBSE(Model-Based Systems Engineering)」に注目が集まっている。本稿ではMBSEの理解を深めることを目的に、その基礎を分かりやすく解説する。 - ISID、故障予知における“センサー設計の最適化”を支援する「MADe PHM」提供開始
電通国際情報サービス(ISID)は、PHM Technologyが手掛けるセンサーアーキテクチャ最適設計、検証ツール「MADe PHM」の取り扱いを開始した。 - 速度と費用の関係は? 利便性と安全性の確保は? 「クラウドCAE」を徹底検証
モノづくりにおいて解析可能な規模が拡大する一方で、そのために必要なハードウェアを整備する負担も大きくなっている。そこで検討されているのが従量制のクラウドCAEである。スケールメリットを得やすく、季節変動への対応にも役立っているという。 - IoTベンチャーと提携、製造業/社会インフラ領域におけるIoT事業の強化へ
電通国際情報サービス(ISID)は、製造業や社会インフラ領域におけるIoT事業強化のため、XSHELLと資本・業務提携を行った。 - 産業用ロボットの故障予知アルゴリズムをPredix上で無償公開
電通国際情報サービスが、産業用ロボットの故障予知アルゴリズムをGE「Predix」開発者向けサイトで無償公開した。期間限定の公開だが、一般的な稼働データを利用するため、構築済の稼働監視システムを利用しながら、そこに故障予知機能を組み込める。