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「自動運転の安全確保には経験が必要だ」インテルが語る自動運転へのアプローチIntel Automotive

Uberが自動運転の実験中に起こした死亡事故は、自動運転技術そのものについて、再度、懐疑の視線を招くことになった。Mobileyeを買収し、BMWやフィアットらと自動運転の開発を進めるインテルは「安全確保には経験が必要だ」と自社の取り組みを説明する。

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 「自動運転車の課題」と聞いて思い起こされる近年の話題は、やはり米Uber Technologiesの実験車両が公道で起こした死亡事故だろう。原因については調査が行われている最中であるが、自動車の制御を機械に任せる自動運転という技術に対して大きな影響を与えた出来事であることに間違いない。

 BMWやFiat Chryslerらと自動運転技術の開発を進めるインテルは車両の生産こそ手掛けないが、自動運転向け画像処理技術を開発するMoblieyeを傘下に収め、コンピューティングプラットフォームの提供を通じて自動運転を推進する立場にある。同社Automotive執行役員である大野誠氏がインテルの現状を解説した。

インテル 執行役員 Automotive担当 大野誠氏
インテル 執行役員 Automotive担当 大野誠氏

自動運転は2年だが、車載は10年

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