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ソフトウェア品質は規則やテストではなく「ヒト」が作るIoT時代の組み込み系ソフトウェア品質(7)(2/5 ページ)

品質はヒトが制御する。機械でも人工知能でも神様でもなく、ヒトが品質を制御し、品質を作る。今回は視点を変えて、ヒトを中心に品質を見ていくことにする。どんなに立派な品質活動でもヒトが継続的に実施しなければ、いずれ絶えてなくなるからである。

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継続こそ品質の大事、ヒトこそ継続の大事

 品質活動は継続的に運用されることが大事である。品質活動を継続することで、品質データの連続性が生まれ、品質制御の結果が時間的推移で観測でき、品質制御の効果が歴史的に評価できる。

 品質管理は品質活動が継続されることを前提に実施される。品質活動はまさに川の流れのように絶えることなく実施されなくてはならない。水の流れは強くないが絶えることなく確実に流れる。一方、燃え盛る火のように、一時的には派手な活動であっても火はその内に燃え尽きる。一時だけの活動ではダメなのだ。

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