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NECが実践し、提案する「ものづくりの高度化」とは何か:NEC Industrial IoT(2/2 ページ)
創業100年を超える製造業であるNECが自ら実践し、提案する「ものづくりの高度化」とは何か。トヨタ生産方式やグローバルSCMの次に着手したものづくり改革について、紹介する。
実践段階に入った「IoTを用いたものづくりの高度化」
セミナーに登壇したNECの神保典和氏(第一製造業ソリューション事業部 ものづくりIoTインテグレーション部)はこうした自社の取り組みを紹介しながら、CeBITやハノーバーメッセといった海外展示会における各社の動向、それにロボット革命イニシアティブ協議会、IVI(Industrial Value chain Initiative)といった団体の活動に触れ、「IoT技術を用いたモノづくりの高度化が、いよいよ実践段階に入った」と現状を説明する。
NECのIoTを活用したものづくりのソリューションは体系化されており、「NEC Industrial IoT」と呼ばれる。製造業の企業活動に関する全領域のデータをデジタル化してつなげ、AIなどの技術を利用してサプライチェーン全体のQCD向上や品質課題の改善スピード向上などを実現するものだ。
技術的なコアとなるのはもちろん、「NEC the WISE」と名付けられたAI技術群である。
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