初心者から熟練者まで活用可能な国産メカ設計CAD「EASY DRAW」に新版登場:アンドール EASY DRAW
アンドールは、機械設計向けCADソフト「EASY DRAW Ver.22」の販売を2017年12月2日から開始した。
国産2D/3D CADソフトウェアを開発するアンドールは機械設計向けCADソフト「EASY DRAW(イージードロー)Ver.22」の販売を2017年12月2日から開始した。販売価格は基本版が5万4800円、プロフェッショナルパックが8万800円、アカデミック版が9800円(それぞれ税別)。全国の家電量販店、PC販売店で購入できる。同社のネットショップ「アンドールダイレクト」でも販売する。
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「EASY DRAW」は簡単な操作性で初心者でも使いやすく作られており、かつベテランのプロフェッショナル向けにも機能を強化している。バージョン22では、寸法線作図後の分割・統合・伸縮・狭部引出し機能などに対応した。寸法線の分割・統合もできる。部品表やリスト表内の連続文字入力や連続文字編集の操作も向上させた。
作図機能としては単線作成や連続的な円作成など対応した。また。ポイントモードが「自動点」や「線上点」で、かつCtrlキーが押下されている時に、線分(円・円弧)の中点(中心点)が表示できる。パン・ズームでは、新たに開始移動量を設定可能にした。
日本語メニューでは「マイツール」に割り付けたコマンドが追加できる。
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