ニュース
「自動運転車が売れない」可能性:TechFactory通信 編集後記
「自動運転車が売れない」――こんな特集記事がいまから10年後、2027年の経済誌を飾る可能性を誰も否定できないでしょう。「自動運転車が売れない」(かもしれない)3つの要因について検討します。
「自動運転車が売れない」
こんな特集記事がいまから10年後、2027年の経済誌を飾る可能性を誰も否定できないでしょう。自動運転車の価格帯がどうなるのか、高機能化する自動車に対して利用者がどこまで対価を払うか、自動車の「所有」がいつまで価値を認められるのかなど、自動車や自動運転を巡る要因には不確定要素が多いからです。論点は他にも存在しますが、今回はこの3つを検討してみましょう。
「自動運転車が売れない」(かもしれない)3つの要因
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 自動車産業、変革の時代をどう生きる? 未来への処方箋
PwC Japanグループは、世界の自動車産業の現状と展望を解説する「PwC 自動車産業セミナー」を開催。PwCコンサルティングの白石章二氏が登壇し、「自動車産業の未来 〜変化の潮流の中で生き残るための処方箋〜」と題し、講演を行った。 - 完全自動運転車を2020年代初めに投入、ボッシュとダイムラーが業務提携
Robert Bosch(ボッシュ)とDaimler(ダイムラー)は、完全自動運転車と無人運転車の開発について業務提携する。両社で自動運転のソフトウェアとアルゴリズムを共同開発する。ドライバーによる操作が不要な完全自動運転車は2020年代初めに市場導入する予定だ。 - 「事故低減」「優れた運転体験」は自動運転市場を拡大しない
ある調査では2030年までには世界の自動車、7台に1台が自動運転機能を備えると予測されているが、「事故の低減」や「優れた運転体験」の実現が、自動運転技術を導入拡大する主な要因にはならないという指摘もある。 - AI時代に舵を切る半導体ベンダーの「持ち札」
日の丸半導体ベンダー、ルネサスが攻勢の兆しを見せている。17年度第1四半期決算は好調でありインターシルの買収も終了した。5年ぶりに開催したプライベート展で語られた、攻勢を支える「持ち札」とは何か。 - ドライバー1万人に聞いた「完全自動運転」の必要性
自動運転についての話題が日々報じられているが、実際に今現在、車を運転しているドライバーはその「必要性」を感じているのだろうか?Gfkジャパン調べ。