ニュース
高屈曲ロボットケーブルの短納期・少量生産を実現するオーダーメイドサービス:沖電線 ORP-MIXサービス
沖電線は、高屈曲ロボットケーブル「ORPケーブル・シリーズ」をベースとした、短納期・少量生産のオーダーメイドサービス「ORP-MIXサービス」を2017年2月1日から開始すると発表した。
沖電線は2017年1月31日、高屈曲ロボットケーブル「ORPケーブル・シリーズ」をベースとした、短納期・少量生産のオーダーメイドサービス「ORP-MIXサービス」を同年2月1日から開始すると発表した。
ORPケーブル・シリーズは、絶縁体に独自開発の強靭(きょうじん)で滑り性に優れた特殊エラストマーを採用することで、可動性能の向上と低価格化を実現したロボットケーブルである。産業機器メーカーを中心に、ORPケーブル・シリーズの採用が広がる中、サイズの異なる導体を組み合わせたカスタム設計の依頼や、そうしたカスタム品を少量ですぐに納品してほしいといった要求が増えてきたという。同社はこうした個別のカスタム設計ニーズに対し、これまで都度対応を行ってきたが、顧客の希望納期に十分応えられないといった課題を抱えていた。
◎編集部イチ押し関連記事
急成長するロボティックス市場を支える産業用ロボット
» 宇宙ロボット技術を製造現場向けパワーアシストグローブに応用――GMが自社工場で試験
» ロボットの動作軌道を自動生成し、作業負担を軽減するパスプランニング機能
» 設置占有面積を従来比40%削減、折り畳み式スリムアーム採用の小型6軸ロボット
» FAで堅調な伸びを見せる無人搬送車、他業界への普及は
50mからの少量生産にも対応、ロボットケーブルオーダーメイドの特長
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 速く! 正確に! 基本性能を極限まで追求した水平多関節ロボット
デンソーウェーブは、新型高速スカラロボット「HSRシリーズ」(可搬8kgモデル)を2016年10月から販売すると発表した。 - AI機能対応の溶接電源および交流ユニット、薄板溶接をサポート
安川電機は、ロボット用アーク溶接電源「MOTOWELD-X350」および交流ユニット(XACU)の販売開始を発表した。 - 宇宙ロボット技術を製造現場向けパワーアシストグローブに応用――GMが自社工場で試験
GMは、NASAと共同開発した国際宇宙ステーション用のロボットグローブ技術「Robo-Glove」のライセンス契約を、スウェーデンのBioservo Technologiesと締結したことを発表。今後、Bioservo Technologiesは製造業やヘルスケア分野向けに同技術を応用したパワーアシストグローブを展開していく。 - ロボットの動作軌道を自動生成し、作業負担を軽減するパスプランニング機能
安川電機は、ロボットの動作軌道を同社のロボットシミュレーター「MotoSimEG-VRC」上で自動生成する“パスプランニング機能”を開発した。