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6インチチャック搭載でコンパクト設計を実現したCNC内面研削盤:セイコーインスツル STG-6N
セイコーインスツル(SII)は、6インチチャック搭載のCNC内面研削盤「STG-6N」の販売開始を発表した。
セイコーインスツル(以下、SII)は2017年3月1日、6インチチャック搭載のCNC内面研削盤「STG-6N」の販売開始を発表した。
内面研削盤の多くが機械幅2000mmを超える中、STG-6Nは6インチスクロールチャック搭載、内径φ100mmまで加工可能でありながら、機械幅1600mm、高さ1320mmのコンパクト設計を実現。高出力・高剛性な自社開発の高周波スピンドル(SSPGシリーズ)「SSPG-045T100」を搭載し、高精度、高能率な加工が行える。また、シンプルな操作画面、使いやすいボタン配置、ワーク供給動作のしやすい主軸レイアウトなど、作業者を第一に考えたデザインを採用している。
NCには、ファナック(FANUC)製の装置を採用。ファナックが推進する工場向けIoTプラットフォーム「FIELD system(FANUC Intelligent Edge Link and Drive system)」に対応する。
主な仕様は、以下の通りだ。
なお、同社は今回の販売に当たり、期間限定で無料テスト加工キャンペーンを実施。2017年3月1日〜2018年2月28日までの期間、「テスト加工受付サイト」にて評価希望者を受け付けている。
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