ニュース
小型設計でありながら十分な加工エリアを確保した5軸制御立形マシニングセンタ:松浦機械製作所 MX-330/V.Plus-550
松浦機械製作所は、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-330」と立形マシニングセンタ「V.Plus-550」の販売を開始した。
松浦機械製作所は2016年7月、5軸制御立形マシニングセンタ「MX-330」と立形マシニングセンタ「V.Plus-550」を発売した。
今回発売されたMX-330は、同社の5軸制御立形マシニングセンタ「MX」シリーズに追加されたもので、一般小物部品加工分野からの小型化要求に応えて開発された。コンパクトな機械サイズでありながら、最大ワークサイズ(テーブル仕様)D420×H320mmと十分な加工エリアを確保している。作業面は直径250mm。主軸回転速度は15000/65.1Nm(いずれも標準)となっている。
また、MX-330には「簡単自動化」の要素が盛り込まれ、フロアパレットシステム「PC10」と工具本数90本のパッケージオプションが用意されている。さらに、ロボットインタフェースオプションにより、汎用ロボットとの組み合わせにも対応できる。
同社は、MX-330の開発と同時にフルモデルチェンジしたV.Plus-550を、同日に発売した。MX-330、V.Plus-550ともに、既存同クラス機のフロアスペース内に設置可能だという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 対象加工物範囲を広げた旋削機能付き小型複合加工機
ブラザー工業は、対象加工物範囲を広げた旋削機能付き小型複合加工機「コンパクトマシニングセンタ SPEEDIO M140X2」を発売した。 - 最大積載質量40tまで対応可能なテーブル形横中ぐりフライス盤
東芝機械は、高荷重ワークに対応したテーブル形横中ぐりフライス盤「BTH-130.R24」を発売した。 - 型開閉サイクル時間が従来比で最大20%短縮した電気式射出成形機
日精樹脂工業は、電気式射出成形機「NEX」シリーズの新機種「NEX-IV」シリーズを開発し、2016年5月に中型クラス4機種の受注を開始すると発表した。 - 小型シャフト部品の量産加工に最適なCNC円筒研削盤
ジェイテクトは、小型シャフト部品の量産加工に適したCNC円筒研削盤「e500G」を発表した。