ニュース
「インダストリー4.0」への投資額はいくら? 世界26カ国の製造業に聞いた:課題は専門技術者とセキュリティ
PwCは世界26カ国の製造業系企業(9業種)2000社以上を対象に、インダストリー4.0に関するグローバル調査を実施。その調査結果を発表した。
コスト削減、生産効率の向上、利益拡大など、製造業各社における「インダストリー4.0」への期待は大きい。既に世界中の製造業各社がインダストリー4.0の本格的な事業化に向けて乗り出し、積極的な取り組みが行われつつあるという。
では、実際どれくらいの投資が行われているのだろうか。
PwCは2015年11月〜2016年1月にかけて、世界26カ国の製造業系企業(9業種)2000社以上を対象に、インダストリー4.0に関するグローバル調査「インダストリー4.0:デジタルエンタープライズの構築」を実施。その調査結果の概要をこのほど発表した。
併せて読みたいお勧めホワイトペーパー:
- 調査結果から見えてきた、製造業におけるIoT/M2Mの活用状況と課題
- 「つながる工場」実施済みは36.5%、コスト・標準・セキュリティが課題
- 製品開発において日本製造業が抱える課題と、ものづくりプロセス改革への道標
- 回答者の92.8%が経験済みの品質問題、設計部門がこれから取るべき対策とは?
アイティメディア独自調査レポート公開中!!:
アイティメディアの独自調査レポートをはじめ、市場調査会社から発表される報告書、レポート記事などを紹介します(特集ページはこちら)。
毎年9070億ドルがインダストリー4.0への投資に向かう
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 大地震の発生など、リスクを想定した経営を行っている企業はどれくらいあるか?
地震などに代表される大規模災害が発生した際、あなたの企業は損害を最小限にとどめ、事業の継続および早期復旧が行える備えがあるだろうか? 内閣府が2016年3月に公表した「平成27年度 企業の事業継続及び防災に関する実態調査」からBCP(事業継続計画)策定の現状を見ていこう。 - 国内企業におけるデータ利活用の意識はまだ低い
矢野経済研究所が実施したビッグデータ市場に関する調査によると、国内でビッグデータを活用している企業はごく一部という結果に。 - IoTビジネスで成功を目指すなら絶対に押さえておきたいテクノロジー10選
ガートナーは、今後2年間を通じて、全ての企業・組織にとって重要性が増してくるであろう「IoT(Internet of Things)」テクノロジートレンドのトップ10を発表した。 - 問われる企業の防御姿勢、「自社のセキュリティ対策に自信あり」が45%
シスコシステムズは、最新のサイバー攻撃の脅威と動向をまとめた年次セキュリティレポート「Cisco 2016 Annual Security Report」を発表した。