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RISC-Vの未来はバラ色か? 現状と今後大原雄介のエレ・組み込みプレイバック(1/3 ページ)

エレクトロニクス/組み込み業界の動向をウオッチする連載。今回は、2020年11月の業界動向の振り返りとして、このところ猛烈にニュースが続いているRISC-Vの現状と今後の動向をお届けする。

» 2020年12月14日 09時00分 公開
[大原雄介TechFactory]

 2020年11月の大きなイベントといえば、AppleのM1が正式リリースされたことだろうか。もちろんこれについてはITmediaでも多数の記事が出ている。筆者もM1そのものではないが、いろいろ記事を書かせていただいているので、繰り返しは避けたいと思う。

 代わりと言っては何だが、今月はRISC-Vの現状を取り上げたい。とはいえRISC-Vは毎月何かしらのイベントや新製品の投入が続いている状況なので、この11月に何か大きなことがあった、という訳ではないのだが11月5、6日にRISC-V Day Tokyo 2020がオンラインで開催された事もあるので、このあたりの話題と絡めて昨今の動向をご紹介したい(RISC-V Day Tokyo 2020の全セッションの動画およびスライドはこちらからアクセス可能となっている)。

 さてそのRISC-Vであるが、このところ猛烈にニュースが続いている。11月に限ってちょっと一覧にしてみると、

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