カシオが低価格時計「チープカシオ」の生産を、国内で自動化する。基本的に腕時計はデザインバリエーションの多さなどから生産自動化に向かない製品であるが、あえてカシオは自動化に踏み切った。その理由と手法とは何か。
カシオ計算機がロングセラーデジタル腕時計「チープカシオ」の生産を、国内工場にて全自動化する。山形カシオの自動生産ラインは1日5000個の生産能力を有しており、2018年内に本格的な自動生産を開始する予定だ。
自動化を「低価格品の大量生産」と見れば、製造業が古くから行っているアプローチであり、これまでは安価な海外製造コストによってその価格を維持してきたが、今、国内での自動化ラインを用意した理由は何か。
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