GDEPアドバンスは、日本HPのワークステーション「Z」シリーズにNVIDIAのハイエンドGPUカードを組み込んだカスタマイズモデル「HP Z8 Powered by GDEP」を発表した。
GDEPアドバンスは2018年2月7日、日本HPのワークステーション「Z」シリーズにNVIDIAのハイエンドGPUカードを組み込んだカスタマイズモデル「HP Z8 Powered by GDEP」を発表した。「Quador GP100搭載モデル」「TITAN V搭載モデル」「GeForce GTX1080Ti搭載モデル」の3種類を用意した。
同社の「Z8 G4 Workstation」にNVIDIA製のグラフィックスカードを搭載し、CUDAやライブラリなどの開発環境をプリインストールしている。搭載可能なCPUは、インテルの「Xeon Bronze 3104」プロセッサ(1.7GHz、6コア、8.25MB、2133MHz)、「Xeon Silver 4108」プロセッサ(1.8GHz、8コア、11MB、2400MHz)、「Xeon Gold 5122」プロセッサ(3.6GHz、4コア、16.5MB、2666MHz)各2基となる。
OSはUbuntu、CentOS、Windows10から選べ、CUDAなどのGPU開発環境やライブラリ、各種フレームワークをプリインストールする。ストレージはHDDが500GB、1TB、2TB、4TB、SSDが256GB、512GB、1TB、2TBをそろえた。
主な用途として、倍精度がCAD、CAM、CAE、BIM、流体解析、構造解析、電磁界解析、深層学習など、単精度が画像編集(レンダリング、エンコーディング)、VR、深層学習などを想定する。倍精度モデルのインストールは、QuadroGP100搭載時のみ選択できる。
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