急増するIoTデバイスのセキュリティをどのように考えるべきか? その最良のアプローチは、IoT機器のセキュリティを“デバイス単体で考えること”から脱却することだ。デバイス防御以外の方法でIoTシステム全体を守る手法を紹介する。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は『IoTセキュリティを検討する際に“脱却”すべき「考え方」とは?』をご紹介します!
IoTデバイスにより収集されたデータはネットワークを介して、コントロールセンターに集約される。そして、そこに蓄積されたデータは分析/解析が行われ、得られた洞察を基にした制御や命令が、IoTデバイスやシステム全体にフィードバックされる。
このIoTの基本的な流れの中でポイントとなるのが、データが必ず「ネットワーク」を経由して、コントロールセンターに集められるという点だ。では、その一連の流れの中で本当に守るべきものは何か? それは「データ」に他ならないだろう。
そのため、「IoTデバイス単体を守る」という通常の発想に加えて、「ネットワークでデータを守る」という考え方が必要になってくる。こうした考えの下、対策を講じておけば、万一、IoTデバイスそのものが感染したとしても、ネットワークで感染拡大を防ぐことができるはずだ……(詳しくは、以下の電子ブックレット[無料PDF]にて)。
本電子ブックレットは、TechFactoryで掲載された記事「IoTセキュリティはデバイス防御のみにあらず! 『分散連携防御』という考え方」を基に制作しています。
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