ラティス・テクノロジーは、製造設備の機構を検証するパッケージ「XVL Kinematics Suite」と、設備の3Dモデルを活用して制御ソフトを仮想検証する「XVL Vmech Simulator」の最新版の提供開始を発表した。
工場において、既存の製造設備の一部を新しい設備に置き換えようとする際、理想的にはデジタルデータを活用した事前検証が行われるべきだが、既存設備が古く、デジタルデータが存在しない場合もあり、事前の導入シミュレーションが実施できないことがある。このような場合、現地に新しい設備を設置して初めて干渉などの問題点が浮き彫りとなるケースもあり、迅速な製造ラインの立ち上げに影響を与えてしまうことがある。
こうした課題を踏まえ、ラティス・テクノロジーは、見えないものを見える化するという“3Dデジタルツイン”コンセプトを提唱し、現地で起こり得る問題を事前にデジタル検証できるパッケージ製品を提案。製造設備の機構を検証するパッケージ「XVL Kinematics Suite」と、設備の3Dモデルを活用して制御ソフトを仮想検証する「XVL Vmech Simulator」である。
3D CADの常識を超え、製品設計開発から工場の最適化まで実現する「NX」
DWGの2次元図面資産を有効活用し、無理なく3次元移行できる「Inventor」
生産現場の工程と一体化できるデジタル生産準備ツール、IoT化の促進にも貢献
最大級の測定エリアを誇る非接触3D形状測定システムが国内初導入――作業時間短縮と無人化を実現
人間による官能検査から3Dスマートセンサーによる非接触検査へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
豊富なホワイトペーパーの中から、製品・サービス導入の検討に役立つ技術情報や導入事例などを簡単に入手できます。