カスペルスキーが2017年上半期の脅威分析レポートを発表した。攻撃を受けた制御コンピュータの約3分の1が製造業に属することが明らかになった。攻撃はマルウェアなどインターネットを利用したものが目立つが、メールからの攻撃もいまだ多く注意が必要であるい。
セキュリティベンダー、カスペルスキーの研究機関であるKaspersky Labは2017年9月29日、2017年上半期の脅威分析レポート「Threat Landscape for Industrial Automation Systems in H1 2017」を発表した。同社製品が保護する産業用制御システムコンピュータのうち、攻撃を受けたコンピュータの約3分の1が製造業に属することが明らかになった。
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「PLCも攻撃対象だ」カスペルスキー氏が製造業に警鐘を鳴らすCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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