トヨタ自動車は、車両1台分の3Dデータを企画や設計開発、生産にとどまらず、アフターサービスの領域にまで活用し、「もっといいクルマづくり」の実現に役立てようとしている。
製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は、『「もっといいクルマ」を目指す、トヨタの3Dデータ活用事例』をご紹介します!
設計現場において、3次元ツールの活用は当たり前のものとなりつつある。2次元の設計環境から3次元の設計環境へのシフト(3D CAD導入)が進み、設計作業の効率化やフロントローディングといった品質向上への取り組みが加速、現在のモノづくりにおいて3D CADはなくてはならない存在といえる。
この3D CADにより生み出された3Dデータは、設計領域を中心に活用されてきたわけだが、昨今では設計以外の領域にも利用され始めている。
トヨタ自動車では「もっといいクルマづくり」の実現に向けて、3Dデータを企画や設計開発、生産にとどまらず、修理に代表されるアフターサービスの領域にまで広げ、活用しようとしている。
例えば、修理マニュアルに欠かせないイラストは以前、写真を基に作成されていたそうだが、3Dデータ活用によりその作成工数を……(続きは電子ブックレットをダウンロードしてお楽しみください)。
本電子ブックレットは、TechFactoryで掲載された記事「『VRから目が離せない』トヨタの語る3Dデータ活用事例」を基に制作しています。
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