特選ブックレットガイド
なぜ中国はImaginationに関心を寄せるのか
MIPSアーキテクチャを有するImaginationは分割して売却されることになった。MIPS事業は米資本のファンドによって買収されたが、最終的には中国の手の渡る可能性が高いと見られている。しかし、中国はMIPSのCPU「龍芯」を既に所有している。なぜMIPSを買うのだろうか。
2017年4月にAppleがImaginationに対して通告したIP利用中止を受け、最終的にImaginationが下した判断は自身を中国資本の投資ファンド「Canyon Bridge Capital Partners」に売却し、MIPS事業は米資本の投資ファンド「Tallwood Venure Capital」に売却することだった。
この判断は業界で話題を呼んだ。MIPS部門は米資本のTallwoodによって買収されたものの、Canyonは中国政府からの資金提供が判明してLattice Semiconductorの買収に失敗したファンドであり、Imaginationの買収劇も「中国によるMIPSコアの入手」という見方で報じられている。
この見方はあくまでも推測の域を出ないが、複数の中国メーカーがMIPSを利用していることは事実であるし、中国政府もMIPSアーキテクチャに執心していると伝えられる。ただ、いまひとつ不明瞭なことは、MIPS64に関して中国は既に「Loongson」(龍芯)シリーズを保有していることだ。この疑問について、龍芯のアーキテクチャから推測する。
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*本電子ブックレットは、TechFactoryで掲載された『中華MIPS「龍芯」のアーキテクチャから推理する、MIPS買収の「理由」』を基に制作しています。
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