IoTに無線通信は欠かせない技術であり、最近ではLPWAなどにも注目が集まっている。その実装に欠かせないのが「測定」であるが、その動向はあまり話題とならない。ここではテクトロニクスの開催したイベントより「IoT向け無線通信の最新規格と測定課題」を紹介する。
テクトロニクスが最新の技術動向をはじめ、最新ソリューションや活用事例を紹介する年次プライベートカンファレンスを2017年も開催した。2017年7月に開催された「テクトロニクス・イノベーション・フォーラム & Keithley Day 2017」(TIF2017)の今回のテーマは「Measuring the 6th Wave」だった。
この“第6の波”とはデータネットワークや5G、IoTなどの技術革新によって引き起こされるイノベーションの波を示す。当日はRF/ワイヤレス、パワー測定、高速シリアル、デバイス/半導体といったトラックに分かれた30ほどの技術セッションや、ソリューション展示、新製品のデモンストレーションなどに多数のエンジニアが集まった。
数あるセッションから本稿ではテクトロニクス/ケースレーインスツルメンツ アプリケーション・エンジニアの鹿取俊介氏による「IoT向け無線通信の最新規格と測定課題」を紹介する。
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