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ガラパゴス化した制御システムに風穴を開けるソフトウェアPLCIIoT時代にこそ、日本のモノづくりが世界で強みを発揮する(7)(1/2 ページ)

「IIoT(Industrial IoT)」を実現させ、新たなモノづくりを創造するためには、現状の生産設備の在り方を見直す必要がある。今回は、コンテック 執行役員 グローバル営業本部 本部長の西山和良氏との対談を通じて、日本が目指すべきモノづくりへの取り組みや課題について紹介する。

» 2017年10月13日 09時00分 公開

 これまで、生産設備の在り方について、さまざまなアングルから解説してきた。大きくは、「1社のメーカーに全ての機器を依存しているという日本のモノづくりの現状」「生産設備の制御をつかさどるPLCのプログラミング部分が『ラダー言語』に大きく依存している実態」「保守・管理の効率を向上させるために求められる、生産設備に対する考え方のパラダイムシフト」についてである。そして、そのパラダイムシフトの必要性に基づき、新たなモノづくりの創造にチャレンジしている企業の取り組みも紹介してきた。

 今回は“IIoT”をキーワードに、計測制御や遠隔監視システムのイノベーションをユーザー企業に提案しているコンテック 執行役員 グローバル営業本部 本部長の西山和良氏に話を聞いた。

コンテック 執行役員 グローバル営業本部 本部長 西山和良氏(左)と筆者 コンテック 執行役員 グローバル営業本部 本部長 西山和良氏(左)と筆者

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