「シンギュラリティ(技術的特異点)を達成するために必要だった」。ソフトバンクによる3兆円の巨額買収で知名度を上げたARMだが、現在の地位は「製品の素晴らしさ」だけで培われたものではない。Intelの牙城を侵食しつつあるまでに至った、ARMの強さの源泉と描かれるであろう未来予想図を探る。
2016年夏にソフトバンクが3兆円で買収したARM。「ARMはソフトバンクグループの中核中の中核になる」「シンギュラリティ(技術的特異点)を達成するために必要だった」とまでほれ込まれた企業であり、ARMが扱う「CPUの設計図」である「ARMコア」はスマートフォンに限らず、さまざまな分野で利用されている。
なぜ「ARMコア」は広まったのか。そして、なぜ希代の経営者にそこまでほれ込まれる程の強みを得るに至ったのか。また、その未来はどのようなモノであるのか。ARMの歴史から現在を確認し、Intelの牙城を侵食しつつあるまでに至った、強さの源泉と未来を探る。
本電子ブックレットは、TechFactoryに掲載された「ARMコアの普及」(前編)(後編)(掲載:2017年7月18日、24日)を基に制作しています。
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