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2.5V電源時の消費電流を22μAに抑えた加速度センサーアナログ・デバイセズ ADXL372

アナログ・デバイセズは、2.5V電源時の消費電流を22μAに抑えた加速度センサー「ADXL372」を発表した。待機時の消費電流は2μA未満で、モーション起動システムに使用すると小型電池1つで数年にわたって動作を維持できる。

» 2017年04月11日 12時00分 公開

 アナログ・デバイセズは2017年3月、2.5V電源時の消費電流を22μAに抑えた加速度センサー「ADXL372」を発表した。瞬時に起動して波形全体を取得する「インスタント・オン」モードを搭載し、待機電力を低減できる。


 待機時の消費電流は2μA未満で、モーション起動システムに使用すると小型電池1つで数年にわたって動作を維持できる。モーショントリガーの「ウェークアップ・モード」時の消費電流は0.77μA、インスタント・オンモード時の消費電流は1.4μAとなる。

photo アナログ・デバイセズ ADXL372

 測定範囲は±200gで、200〜3200Hz帯域から選択できる。動作温度範囲は−40〜105℃。また、4次のアンチエイリアシングフィルターに加え、最大衝撃時の加速度データ検出や保持機能も備えた。

 現在量産出荷中で、1000個購入時の単価は6.33米ドル。3×3mmの16ピンLGAパッケージで提供する。低消費電力のため、アセットトラッキングや衝撃検出、ポータブルIoT(モノのインターネット)エッジノードなどでの用途を見込む。

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