PTCジャパンは、IoTプラットフォーム「ThingWorx」の最新コンポーネントである「ThingWorx Analytics Builder」を発表した。
PTCジャパンは2016年10月24日、米PTCの情報公開を受け、IoTプラットフォーム「ThingWorx」の最新コンポーネントである「ThingWorx Analytics Builder」のリリースを発表した。
ThingWorx Analytics Builderは、ThingWorxベースのソリューションにおいて、アナリティクスモデルの作成および管理を行うためのインタラクティブなユーザーインタフェースの役割を担う。このリリースにより、PTCのThingWorxプラットフォームに実装されているIoTアナリティクス機能がさらに強化されることになるという。
ThingWorx Analyticsの機能の一部であり、その機能を補完するものとして位置付けられるThingWorx Analytics Builder。ユーザーフレンドリーなインタフェース上で、コネクティッドプロダクトやサービスからの複雑なデータを、分かりやすい情報に置き換えてソリューション開発者に提供する。これにより、アナリティクスプロセスがシンプルになり、より素早い情報の解釈ができると同時に、データアナリティクスプロセスの他の部分に貴重な時間を費やすことが可能となるという。
今回のリリースを受け、PTC ThingWorx Analytics担当ゼネラルマネージャであるライアン・キャプラン氏は、「包括的なアナリティクスプロセスを構築することは、IoT戦略を進める全ての企業において、最優先すべきものである。ThingWorxは、アナリティクスプロセスにおける複雑さを取り払うとともに、今回リリースしたThingWorx Analytics Builderにより、データを理解するという真のIoTの価値をより容易かつ短期間に実現することが可能になる」と述べている。
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