パナソニック システムネットワークスは、ハンディーターミナル、PDA、携帯電話の機能を1台に集約したハンドヘルド端末「TOUGHPADシリーズ」に、Android 5.1.1を搭載した新製品2種を追加した。
パナソニック システムネットワークスは2016年2月23日、ハンディーターミナル、PDA、携帯電話の機能を1台に集約したハンドヘルド端末「TOUGHPADシリーズ」に、Android 5.1.1を搭載した「FZ-N1ADCAAZJ」と「FZ-N1AKCAAZJ」の2機種を追加し、同年2月26日より国内法人向けに販売を開始すると発表した。
新製品は、過酷な現場や屋外でのICT化で実績のある5型液晶を搭載した「FZ-E1/X1」シリーズの技術力をベースに、回路設計、アンテナ設計、構造設計の独自ノウハウの活用により、4.7型液晶搭載で「世界最軽量」(同社)275gを実現し、ポケットサイズの小型化にも成功した業務用ハンドヘルド端末である。
斜め配置のバーコードリーダーを搭載し、画面を見ながらの操作や確認が簡単に行える。また、音声通話およびデータ通信は国内キャリア(NTTドコモ、KDDIのLTE/3G回線)に対応。ノイズサプレッサー機能の搭載により騒音下でもクリアで快適な通話が行えるという。
同社は、今後も生産性を高める多彩な機能と豊富なオプション群による拡張性を強化することで、電気、ガス、水道、公共といった従来のターゲット分野に加え、新たに物流、製造、小売、医療など幅広い業界で、TOUGHPADシリーズを展開したい考えだ。
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