ワイヤレス通信アセスメントサービス
操作端末のタブレット化が新たな侵入経路に!? ワイヤレス通信に潜む危険性(3/3 ページ)
リスクを回避するために……
こうしたリスクを回避するために、同社はワイヤレス通信アセスメントサービスの提供を開始した。調査内容は、Wi-Fiアセスメント調査の場合、Wi-Fiアクセスポイントリストの作成、暗号化などのセキュリティ規格の調査、認証方式の調査、WPSによる簡易設定、ジャミング、敷地内外調査などを行う。
特定小電力無線アセスメント調査の場合、調査対象地内で特定の周波数をチェックし、無線通信の種類を調査する。また、簡易的な分析を実施し、プロトコルの脆弱性を評価する。
これまで同社が実施したWi-Fiアセスメント調査によると、オフィスで管理外のAPが利用されていたり、オフィスでもTKIP、PSKが一部使われていたり、APリストのキャッシュが保持されたままになっていたりといった事例が報告されている。また、工場では設備機器に不明なAPが組み込まれていたり、開発メーカーが不明だったり、WEPなど脆弱なものがいまだ多く利用されていたりするケースもあるという。こうした知見を基に、同社では「早急に対策すべきこと」「今後対策すべきこと」「対策に対するコストや方針などを導き出すこと」が可能だとする。
最後に、同サービスの取り組みとして、星澤氏は「まずは既存顧客へアピールし、本年度中に数社から10社程度は実施したい。2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開かれるが、それまでにはこうした取り組みの機運が高まっていくことも予想される」と述べる。価格は小規模のもので数百万円からとしている。
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