矢野経済研究所 国内PLM市場(2017年)
2020年国内PLM市場は2900億円規模に、PLMベンダーはデジタル化を追い風に新たな事業機会を狙う
矢野経済研究所は、国内PLM(Product Lifecycle Management)市場に関する調査結果を発表した。
堅調に推移する国内PLM市場
矢野経済研究所は2017年4月17日、国内PLM(Product Lifecycle Management)市場に関する調査結果を発表した。
同調査によると、2016年の国内PLM市場規模(システムメーカー出荷金額ベース)は、前年比5.0%増の2423億5600万円になる見込みだという。PLM市場は製造業の業況に大きく関連しており、2013年から始まった金融緩和や円安傾向、内需の安定などを理由に、製造業では輸出型企業を中心に収益が改善。ここ数年の設備投資は比較的好調で、国内PLM市場も堅調に推移しているとする。
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2017年以降の国内PLM市場動向――加速するデジタル化
この成長は2017年以降も継続するとみられ、2020年の国内PLM市場規模は2900億円になる見通し。業種別では、自動車・輸送機械が好調で、次世代自動車開発および自動運転システム開発が成長を後押しするという。産業機械についても引き続き好調に推移するが、電気・電子機械は企業買収や経営危機などが増え、ほぼ横ばいから微増となる見込みだとする。
製造業では、ドイツの「Industrie 4.0」や米国の「Industrial Internet」への取り組みが加速するとともに、製造業全般でデジタル化が進むものと考えられている。こうしたトレンドを受け、PLMシステムメーカーは、VR(Virtual Reality:仮想現実)/AR(Augmented Reality:拡張現実)を活用したツールや故障予知ソリューションを提供するなど、新たなビジネス創出、事業機会の獲得を図っている状況であるという。
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