ダイヘン FD-B6
従来比2倍のケーブルをアームに内蔵できるアーク溶接用ロボット
ダイヘンは、アーク溶接用ケーブル内蔵ロボット「FD-B6」を発売した。
ダイヘンは2016年8月、アーク溶接用ケーブル内蔵ロボット「FD-B6」を発売した。
溶接の高品質化や高速化が追求される中、高度な溶接法ではケーブル艤装が複雑化し、ロボットに装着したケーブルやホース類が干渉したり、引っ掛かったりすることが課題だった。また溶接機にセンサーを搭載するため可搬質量アップが求められる一方で、スリム化や軽量化の要望もあり、顧客のニーズは複合化していた。
FD-B6は、従来製品の2倍のケーブルをアームに内蔵可能。シンクロフィード溶接などの高度な溶接においても全てのケーブルをアームに内蔵できるという。また、アーム後方のケーブルをなくしたことで、干渉のない溶接ができるようになった。
可搬質量を従来機比1.5倍の6kgとし、センサー搭載による知能化にも対応している。また、各軸の動作速度を最大15%高め、タクトタイムの短縮に貢献する。
さらに、アームを10%スリム化したため、高密度設置も可能に。手首モータをアームに内蔵することで、治具やワークとの干渉を回避し、狭い場所でも適切な溶接姿勢を維持できる。本体質量は145kgで、従来機比7%の軽量化に成功。天吊りや壁掛けシステムでの設備導入コストを削減するという。
各種ケーブルやエアホースを内蔵し、さまざまな先端ツールに対応。IP64相当の防塵(じん)・防滴性能を備えている。アーク溶接に加え、ハンドリング用途にも向く。
販売予定台数は年間5000台、メーカー希望価格は390万円(税別)となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
製品/サービス(FA)
この記事の著者
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社 Green AI] AIで脱炭素計画を最適化、初年度からエネルギーコストとCO2を削減する方法 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 「ペロブスカイト太陽電池」の普及戦略が公表 政府が目指すコスト・導入量のロードマップを解説 -
市場調査・トレンド
[スマートジャパン編集部] 導入が加速する再エネ・系統向け蓄電システム コスト・収益性の現状分析 -
技術文書・技術解説
[スマートジャパン編集部] いまさら聞けない「ペロブスカイト太陽電池」の基礎知識と政策動向 -
技術文書・技術解説
[スマートジャパン編集部] 「ペロブスカイト太陽電池」の開発動向、日本の投資戦略やコスト目標の見通しは?
関連記事
こんなメディアも見られています
TechFactoryに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
特集
- マテリアルズ・インフォマティクスの動向調査
- 研究・開発職のデジタル活用調査
- 設計・解析業務におけるAI活用
- 3Dプリンタ利用動向調査
- CAD利用動向調査
- つながる工場の現状と課題
- 製造業におけるAI開発および活用の実態
- 設計・製造現場における品質管理
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:フィジカルAIが生み出す新たな「設計思想」――電子版2026年8月号
-
2
半導体装置メーカー 業績まとめ【2027年3月期第1四半期】
-
3
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part4)
-
4
一時は時価総額トヨタ超え キオクシア2026年度の動向
-
5
微細配線間の絶縁劣化をどう捉える? 先端パッケージ評価の最前線
-
6
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part1)
-
7
EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版:2026年上半期の半導体業界を振り返る――電子版2026年7月号
-
8
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part3)
-
9
CADツールの見直しは本当に必要? 切り替えの理由と効果を7つの質問で検証
-
10
新入社員に読んで欲しい鉄鋼材料の基礎知識まとめ(Part2)
TechFactory SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechFactoryをフォロー