連載
「Fusion 360」の現場導入、理想と現実【その1】:製造現場でこそ使いたい! Fusion 360の魅力(6)(1/2 ページ)
個人ユーザーを中心に人気を集めるオートデスクのクラウドベース3D CAD「Fusion 360」。ホビーユースだけではなく、本格的な設計業務でも活用できるというが、果たして本当なのか? “ママさん設計者”として活動する筆者が、現場目線でFusion 360の有効性や活用メリットを探る。連載第6回では、実際にFusion 360を導入した現場の状況を紹介する。
「Fusion 360」の現場導入の現実
前回までは、製造現場での3D CADの有効性をお伝えするために、「Fusion 360」の機能紹介と現場での活用メリットについて紹介してきました。
何事においても、メリットとデメリットは背中合わせです。ですから3D CADに限らず、現場に新しいモノや仕組みを導入すると必ずと言っていいほど問題が浮上します。
今回は、実際にFusion 360を導入した現場での運用状況を見ながら、「そこで起きている問題は何か」「それにどう対処するのか」を考えていきます。それでは、次の画像をご覧ください(画像1)。
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