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「脅威」や「リスク」を想定することが、IIoTセキュリティの第一歩IoTセキュリティの現実的な仕組みと課題(2)(2/3 ページ)

工場や重要インフラで利用されつつある「インダストリアルIoT(IIoT)」の世界に着目し、IoTセキュリティの現実的な仕組みと課題について解説する本連載。第2回では、そもそもIIoTとは何か? その基礎や「インダストリー4.0」に代表される第4次産業革命の実現を目指す各社の動きを紹介すると同時に、自転車工場とマイクロ水力発電所を例に産業用システムのセキュリティを考える際のポイントを解説する。

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インダストリー4.0の実現を目指す各社の動き

 そもそも完全自動化されている製造ラインというのは、組み立てや加工の手順が定められていて、それに基づいて設備が調整され、並べられていて、部品が手順通りに流れることでこれに対応する。

 有名なのはロボットメーカーのファナックの「産業用ロボットが産業用ロボットを作る」という自動化工場の例だが、ここでは別の事例として、米Midwest Engineered Systemsが構築した溶接システム「Robotic Weld Cell」を紹介したい。

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