検索
連載

「鶏と卵」を抜け出しそうな、Armサーバの現在地大原雄介のエレ・組み込みプレイバック(3/3 ページ)

Armといえばスマートフォンから車載、産業機器まで広く使われる組み込み機器向けという印象が強いものの、最近ではサーバ市場での利用を見込む動きも強くなっている。Intelが強みを持つ市場であるが支持の輪は広がっている、その「現在地」とは。

Share
Tweet
LINE
Hatena
前のページへ |       

Vulkan

 このThunder Xとほぼ同じタイミングで開発がスタートしつつ、どうも製品出荷を断念したらしいのがBroadcomの「Vulkan」である(Photo09)。2013年には日本でも説明会を開くなど意欲的であり、また2015年には物理実装に向けて、TSMCの16FF+を利用したトライアルの結果がARM TechCon 2015で発表されたが、その2015年に同社がAvagoに買収された結果、NetLogic(や、そのNetLogicが買収したRMI Corporation)が持つネットワークプロセッサのマーケットを維持することに興味を失ったらしい。

Photo09:「Vulkan」 このスライドは2014年のIDC HPC User Forumで公開されたもの
Photo09:「Vulkan」 このスライドは2014年のIDC HPC User Forumで公開されたもの

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

前のページへ |       
ページトップに戻る