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「スマホの巨人」から脱却したいQualcommの思惑:大原雄介のエレ・組み込みプレイバック(1/2 ページ)
スマホ向けSoCで大きな存在感を持つQualcommだが、ここ最近では「脱スマホ」の動きを強めている。組み込みの話題を中心に、Qualcommの脱スマホ戦略を浮き彫りにしてみたい。
Qualcommはスマートフォン業界の「巨人」であって、そのSoC(System On Chip)は多くのスマートフォンに採用されている。またSoCだけでなく、モデム単体でのシェアとプレセンスもまた非常に大きい。そしてまた、巨人であるからこれも必然的にではあるが、他のメーカーや政府との摩擦も少なくない(長期化するAppleとの法廷闘争は象徴的である)。
それはさておき、今回のテーマはそのQualcommと組み込みシステムの関わりである。
スマホ「以外」で存在感を示したいQualcomm
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