タンガロイ、自動盤突切り/外径ねじ切り加工用のホルダーを追加:TungTurn-Jetシリーズ
タンガロイは、高圧クーラント対応ホルダーシリーズに、「DirectTungJetシステム」にも対応可能な自動盤突切り加工用と外径ねじ切り加工用のホルダーを追加した。
タンガロイは2018年2月7日、高圧クーラント対応ホルダーシリーズ「TungTurn-Jet(タングターンジェット)」に、「DirectTungJet(ダイレクトタングジェット)システム」にも対応可能な自動盤突切り加工用と外径ねじ切り加工用のホルダーを追加した。同日より販売を開始し、9形番を用意する。主な形番の標準価格は2万5300〜2万9500円(いずれも税別)となる。
◎編集部イチ押し関連記事:
» 油量制御技術により低トルク性能を向上させたアンギュラ玉軸受を開発
» 産業用途向け「Raspberry Pi」専用ケース――高い保護性能と優れた拡張性を提供
» 直径約7.7mの旋回座軸受が、国内最大のトンネル用シールド掘進機に採用
» 「世界初」のGaNパワー半導体搭載サーボドライブ
今回新たにTungTurn-Jetシリーズに追加されたのは、「TungCut(タングカット)」と「TungThread(タングスレッド)」の両シリーズ。
タングカットシリーズは、既存のタングカットインサートの取り付けが可能で、最大突切り径32mmまで対応する。また、タングスレッドシリーズは、さまざまなねじ切り加工に対応でき、16ERタイプインサートを取り付けることができる。
両シリーズともに、ホース配管接続によって切削油を供給する従来のタイプに加えて、DirectTungJetシステムを備えたホルダーを中心に展開。同システムを装備したホルダーはホース配管を使わないため、取り付け作業が簡単で、ホースに切りくずが堆積しない。また、工具刃物台から直接ホルダー内部へ切削油を供給できる次世代自動盤機にも対応する。
◎併せて読みたいお薦めホワイトペーパー:
» 5分で分かるEtherCAT
» 産業用IoT向け“次世代イーサネット規格”とは?
» 基礎から始める FL-net 入門編
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 三菱マテリアル、ヘッド交換式エンドミルに曲面刃付きアイテムを追加
三菱マテリアルは、ヘッド交換式エンドミル「iMXエンドミル」シリーズのスクエアヘッドとラジアスヘッドに、曲面刃付きアイテムを追加した。 - 欧州工作機械向け高速・静音こま式ボールねじ、インダストリー4.0を視野に開発
日本精工は、インダストリー4.0に対し「欧州工作機械向け高速・静音こま式ボールねじ」を開発した。 - 難削材加工用のマルチクーラントホール付き制振エンドミルを発売
三菱マテリアルは、難削材加工用のマルチクーラントホール付き制振エンドミル「VQ-CoolStar」シリーズを発売した。 - 一般旋削加工から自動旋盤加工まで幅広く対応した溝入れ加工用工具
タンガロイは、溝入れ加工用工具「TetraMini-Cut」の拡充アイテムを発売した。追加拡充により、一般旋削加工から自動旋盤加工まで幅広く対応する。 - 平面加工用カッター向けM級インサートを追加
タンガロイは、平面加工用カッター「DoTriple-Mill」向けM級インサート3タイプを発売した。